特徴的な顔をした北の魚「オオカミウオ」展示のご案内
■内容
2019年12月13日(金)から、特徴的な顔をした「オオカミウオ」を展示しました。 オオカミウオは三重県沿岸では見られない魚で、日本でも東北や北海道など寒い地域の海に生息しています。 大きくて丸い頭と、しわのある体、貝類などを噛み砕く強大な歯など、インパクトのある姿をしています。一度見たら、印象に強く残るのではないでしょうか。和名もこの鋭い歯を持つ顔つきからといわれています。ちなみに英名も「Bering wolffish」です(wolf=オオカミ)。 当館にやってきたのは、やや小型で、これからの成長が楽しみな個体です。是非ご覧ください。
オオカミウオ | ||
学 名 | : | Anarhichas orientalis |
英 名 | : | Bering wolffish |
分 類 | : | スズキ目 オオカミウオ科 |
分 布 | : | 北海道沿岸、青森県~新潟県の日本海沿岸、青森県~茨城県の太平洋沿岸、日本海北部、オホーツク海~アラスカ湾、北極海 |
大きさ | : | 全長1.1mに達する。 |
特 徴 | : | 水深100mまでの岩礁域に生息。体には多数のしわがある。腹鰭はなく、尾鰭は小さい。肉食性で、タコ類、貝類、ウニ類などを好む。当館の飼育下では、イカ類を積極的に食べている。 |